【2025年最新】株の取引手数料が安くて初心者にもおすすめのネット証券ランキング!お得に始める投資術

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株式投資を始めようと思ったとき、まず悩むのが「どの証券会社で口座を開設すればいいのか」という点ではないでしょうか。特に初心者の方は、手数料の安さや使いやすさを重視したいものです。

この記事では、取引手数料が安くて初心者にもおすすめのネット証券を詳しく紹介します。手数料の比較表や選び方のポイントを知れば、自分に合った証券会社が見つかるはずです。

目次

手数料が安いネット証券ランキングTOP5

株式投資において、取引手数料はとても重要な要素です。何度も取引を繰り返すと、手数料の差が大きく利益に影響してきます。ここでは、2025年4月現在、特に手数料が安いネット証券をランキング形式で紹介します。

SBI証券の特徴と手数料体系

SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1の大手ネット証券です。2024年から「ゼロ革命」と呼ばれる手数料無料化を実施し、現物取引の手数料が完全無料になりました。以前は「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類がありましたが、現在はどちらのプランでも手数料0円で取引できます。

NISA口座での取引も手数料無料で、国内株式(現物株式・ETF・ETN・REITを含む)の購入・売却が0円です。さらに、夜間取引(PTS取引)の手数料も無料になっており、日中に時間が取れない会社員の方にも使いやすい環境が整っています。

また、SBI証券では取引に応じてポイントがもらえるサービスもあります。Tポイント・Pontaポイント・dポイントから選択でき、手数料の1.1%相当がポイントとして還元されます。

楽天証券の特徴と手数料体系

楽天証券も2024年10月から「ゼロコース」を導入し、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料になりました。取引金額に関係なく0円で取引できるため、少額投資から大口取引まで幅広く対応しています。

特に楽天経済圏を活用している方にとっては、株取引で楽天ポイントが貯まる点が魅力的です。貯まったポイントは楽天市場での買い物に使えるだけでなく、投資信託の購入にも利用できます。

信用取引においても「いちにち信用」というサービスがあり、1日で取引を完結させれば手数料だけでなく金利・貸株料もすべて無料になります。デイトレードを行いたい方には特におすすめです。

GMOクリック証券の特徴と手数料体系

GMOクリック証券は、IT企業であるGMOインターネットのグループ企業で、創業当初から手数料の安さにこだわっています。1日定額制のアクティブプランでは、1日の約定代金合計が100万円までなら手数料無料です。

また、27歳以下の若年層は現物取引の売買手数料が無料になるサービスも提供しています。さらに、GMOグループの一部企業の株を保有していると、株主優待として売買手数料のキャッシュバックを受けられるという裏ワザもあります。

信用取引の金利も2.75%と比較的低めに設定されており、コストを抑えたトレードが可能です。取引ツールやアプリは内製化されているため、高機能で使い勝手の良いものが揃っています。

マネックス証券の特徴と手数料体系

マネックス証券は、1約定ごとの手数料コースで約定5万円以下55円からという料金設定で、他の大手ネット証券と同等の水準です。完全無料ではありませんが、情報サービスの充実度に定評があります。

特にクレジットカードを利用した投資信託の定期積立では、還元ポイントが1.1%と業界最高水準の還元率を誇ります。マネックスカードを利用すると、貯まったマネックスポイントで株式購入の手数料などの支払いに充てられるため、実質的な手数料負担を軽減できます。

以下はマネックス証券の現物取引手数料の一覧表です。

1約定ごとの売買手数料(税込)
10万円まで
99円

SBIネオトレード証券の特徴と手数料体系

SBIネオトレード証券は、SBIホールディングスのグループ会社ですが、SBI証券とは別の証券会社です。こちらも1日の約定代金の合計が100万円までの取引なら売買手数料が無料です。

さらに、100万円を超えた場合の手数料も他社と比べて安く設定されています。例えば、1日200万円取引した場合の売買手数料は、SBI証券が1,238円、楽天証券が2,200円なのに対し、SBIネオトレード証券は1,100円となっています。

信用取引においても、売買手数料は手数料プランを問わず完全に無料で、買方金利と貸株料も低めに設定されています。ただし、一般信用取引の売り方は未対応という点には注意が必要です。

IPOの申し込み時に前受金が不要な点も大きな特徴で、IPOに応募してから結果が発表されるまでの期間、応募資金を他の投資に活用できるというメリットがあります。

ネット証券の手数料比較表

各ネット証券の手数料を比較してみましょう。2025年4月現在の情報です。

現物取引の手数料比較

証券会社名〜10万円〜20万円〜50万円〜100万円
SBI証券0円0円0円0円
楽天証券0円0円0円0円
GMOクリック証券50円100円260円460円
マネックス証券99円115円275円535円
SBIネオトレード証券50円90円187円264円

※SBI証券と楽天証券は完全無料化を実施しています。
※GMOクリック証券とSBIネオトレード証券は1日定額制を選択すると100万円まで0円です。

1日定額制の手数料比較

証券会社名〜100万円〜200万円〜300万円
SBI証券0円0円0円
楽天証券0円0円0円
GMOクリック証券0円1,238円1,691円
マネックス証券1日定額制なし1日定額制なし1日定額制なし
SBIネオトレード証券0円1,100円1,650円

※SBI証券と楽天証券は金額に関わらず完全無料です。

信用取引の手数料比較

証券会社名手数料金利貸株料
SBI証券0円2.80%1.10%
楽天証券0円2.80%1.10%
GMOクリック証券1日100万円まで0円2.75%1.10%
マネックス証券10万円まで99円〜要確認要確認
SBIネオトレード証券0円2.30%1.10%

※楽天証券の「いちにち信用」では金利・貸株料も0円です。
※SBIネオトレード証券は一般信用取引の売り方に未対応です。

初心者におすすめのネット証券の選び方

株式投資初心者が証券会社を選ぶ際には、手数料の安さだけでなく、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、初心者が証券会社を選ぶ際のポイントを解説します。

手数料だけで選んではいけない理由

確かに手数料の安さは重要ですが、それだけで証券会社を選ぶのは賢明ではありません。例えば、手数料は安くても取引ツールが使いにくかったり、情報提供が乏しかったりすると、結果的に良い投資判断ができず、損失につながる可能性があります。

特に初心者の場合は、少し手数料が高くても、使いやすいツールや充実した投資情報を提供している証券会社を選ぶ方が、長い目で見ると得策かもしれません。

使いやすいツールがあるかチェック

株式投資では、チャートの分析や銘柄の検索、注文の発注など、さまざまな操作を行います。これらの操作がスムーズにできるかどうかは、投資の快適さに直結します。

例えば、GMOクリック証券はIT企業のグループ会社だけあって、取引ツールやアプリのほとんどを内製化しています。そのため、高機能で使い勝手の良い取引ツール・アプリを提供しています。

一方、SBI証券の「HYPER SBI」や楽天証券の「マーケットスピード」なども、多くの投資家から支持されている高機能ツールです。特に楽天証券のマーケットスピードは、画面カスタマイズが多彩で動作も軽く、大画面PCでの利用に便利だという評価があります。

サポート体制の充実度を確認

初心者の場合、投資の過程でわからないことや困ったことが出てくるのは当然です。そんなとき、証券会社のサポート体制が充実していると安心です。

電話サポートの対応時間や、チャットサポートの有無、FAQの充実度などをチェックしておくと良いでしょう。例えば、SBI証券では平日の8:00〜17:00まで電話サポートを行っています。また、楽天証券ではチャットサポートも充実しています。

ただし、人気の証券会社は電話が繋がりにくいという声もあります。SBI証券は定期・臨時メンテナンスの頻度が多く、サポート窓口も電話が繋がらないという評判もあるので、その点は考慮する必要があるでしょう。

投資情報の質と量を比較

投資判断をするためには、質の高い情報が必要です。証券会社によって提供される情報の質や量は異なります。

例えば、SBI証券は取扱商品数やニュース、アナリストレポートなどの情報力が非常に高いと評価されています。また、マネックス証券も情報サービスの充実度に定評があります。

一方、GMOクリック証券はFXがメインの印象があり、株式投資に関する情報は他社と比べると少ないという声もあります。情報収集を重視する初心者の方は、この点も考慮して選ぶと良いでしょう。

株の取引手数料が完全無料のネット証券

2025年現在、SBI証券と楽天証券が国内株式の売買手数料を完全無料化しています。ここでは、無料プランの詳細や注意点について解説します。

無料プランの条件と注意点

SBI証券の「ゼロ革命」と楽天証券の「ゼロコース」は、どちらも条件なしで国内株式の売買手数料が0円です。取引金額に関わらず無料なので、少額から大口まで幅広い投資家に対応しています。

ただし、注意点もあります。例えば、単元未満株(S株)の取引や特定の取引方法では、手数料がかかる場合があります。また、信用取引では金利や貸株料などの別のコストが発生します。完全に「無料」というわけではないので、その点は理解しておきましょう。

ゼロコースとゼロ革命の違い

SBI証券の「ゼロ革命」と楽天証券の「ゼロコース」は、どちらも国内株式の売買手数料を0円にするサービスですが、いくつかの違いがあります。

楽天証券の「ゼロコース」は、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が0円です。さらに「いちにち信用」というサービスを利用すれば、1日で取引を完結させる場合に限り、手数料だけでなく金利・貸株料もすべて無料になります。

一方、SBI証券の「ゼロ革命」も国内株式の売買手数料が0円ですが、信用取引では金利や貸株料が発生します。ただし、SBI証券ではPTS(私設取引システム)での夜間取引も手数料無料となっており、日中に取引する時間がない方にも便利です。

どちらも素晴らしいサービスですが、自分の取引スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

手数料無料でも儲かる証券会社の仕組み

証券会社が売買手数料を無料にしても経営が成り立つのは、他の収益源があるからです。主な収益源としては以下のようなものがあります。

  1. 信用取引の金利・貸株料
  2. 外国株式や先物・オプションなどの手数料
  3. 投資信託の販売手数料や信託報酬のリベート
  4. 預かり資産からの運用益
  5. 広告収入やタイアップ収入

特に信用取引からの収益は大きく、楽天証券やSBI証券が現物取引の手数料を無料にしても、信用取引の金利や貸株料で十分な収益を上げることができます。また、投資信託の販売による信託報酬のリベート(キックバック)も重要な収益源です。

つまり、手数料無料化は「入口」を広げて顧客を増やし、その後の様々なサービスで収益を上げる戦略と言えるでしょう。

初心者が最初に開設すべき証券口座

株式投資初心者が最初に開設すべき証券口座は、投資スタイルや目的によって異なります。ここでは、いくつかのパターンに分けて、おすすめの証券会社を紹介します。

少額から始めるなら手数料無料の証券会社

少額から株式投資を始める場合は、やはり手数料無料の証券会社がおすすめです。SBI証券と楽天証券はどちらも国内株式の売買手数料が0円なので、少額投資でも手数料を気にせず取引できます。

特に楽天証券は単元未満株(S株)の売買手数料も0円なので、1株から投資できる点が魅力的です。例えば、1株10万円を超えるような高額銘柄でも、数千円から投資を始められます。

また、GMOクリック証券やSBIネオトレード証券も、1日の取引額が100万円以下なら手数料無料なので、少額投資には十分対応できます。

投資信託を中心に考えるならポイント還元に注目

投資信託を中心に資産運用を考えている初心者の方は、ポイント還元制度が充実している証券会社がおすすめです。

楽天証券では、投資信託の積立購入で楽天ポイントが貯まります。貯まったポイントは楽天市場での買い物に使えるだけでなく、投資信託の購入にも利用できるので、ポイント投資の循環が生まれます。

マネックス証券でも、クレジットカードを利用した投資信託の定期積立で1.1%のポイント還元があります。これは業界最高水準の還元率で、長期投資には大きなメリットとなります。

SBI証券では、Tポイント・Pontaポイント・dポイントから選べるポイントサービスがあり、投資信託の購入・保有でポイントが貯まります。特にdポイント投資は、ドコモユーザーにとって魅力的なサービスです。

IPOや米国株に挑戦したい人向けの選び方

IPO(新規公開株)や米国株に興味がある初心者の方は、それらの取扱いが充実している証券会社を選ぶと良いでしょう。

IPOについては、SBI証券が圧倒的な取扱数を誇ります。また、SBIネオトレード証券は前受金不要でIPOに申し込めるという特徴があります。

米国株については、SBI証券と楽天証券が充実しています。特に楽天証券は米国株の取引手数料が安く、1取引あたり5ドル(約750円)という低コストで取引できます。また、SBI証券も米国株の取引手数料を引き下げており、競争が激化しています。

GMOクリック証券は米国株の取扱銘柄数は少ないものの、取引手数料が0ドルという特徴があります。ただし、為替手数料がやや高めなので、総合的なコストを考慮する必要があります。

複数の証券口座を使い分けるメリット

株式投資を本格的に始めると、1つの証券会社だけでなく、複数の証券会社を使い分けるという方法もあります。ここでは、複数口座を持つメリットや注意点について解説します。

各社の強みを活かした口座の使い分け方

証券会社ごとに強みや特徴が異なるため、それぞれの良いところを活かして使い分けることで、より効率的な投資が可能になります。

例えば、国内株式の取引はSBI証券や楽天証券で手数料無料で行い、米国株はGMOクリック証券の手数料0ドルのサービスを利用するという使い分け方があります。また、投資信託の積立はポイント還元率の高いマネックス証券で行うといった方法も考えられます。

IPOに関しては、複数の証券会社に口座を持っていると、それだけ当選確率が上がるというメリットもあります。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などでIPOに申し込めば、1社だけよりも当選チャンスが広がります。

複数口座運用のデメリットと注意点

複数の証券口座を持つことにはメリットがある一方で、いくつかの注意点もあります。

まず、口座が増えると管理が煩雑になります。それぞれの証券会社でIDやパスワードを管理する必要があり、また、確定申告の際にも複数の特定口座年間取引報告書を集める手間が発生します。

また、資金が分散することで、まとまった投資ができなくなる可能性もあります。例えば、信用取引の場合、担保となる資金が分散していると、1つの口座では大きな取引ができなくなることがあります。

さらに、複数の証券会社のツールやサービスを使いこなすには、それなりの学習コストがかかります。初心者のうちは1〜2社に絞り、慣れてきたら徐々に増やしていくという方法が良いでしょう。

資産管理アプリを活用した一元管理法

複数の証券口座を持つと管理が大変ですが、資産管理アプリを活用することで一元管理が可能になります。

例えば、「マネーフォワード ME」や「Zaim」などの家計簿アプリは、証券口座と連携して資産状況を一括管理できます。これらのアプリを使えば、複数の証券会社の残高や保有銘柄、損益などを一画面で確認できるので、資産管理が格段に楽になります。

また、「Money Track」や「Renosy」などの投資特化型のアプリもあり、より詳細な投資パフォーマンスの分析が可能です。これらのアプリを活用すれば、複数口座のデメリットをかなり軽減できるでしょう。

ただし、セキュリティ面には十分注意が必要です。信頼できるアプリを選び、二段階認証などのセキュリティ対策も併せて行うことをおすすめします。

まとめ:自分に合った手数料の安いネット証券を選ぼう

株の取引手数料が安くて初心者にもおすすめのネット証券について紹介してきました。2025年現在、SBI証券と楽天証券が国内株式の売買手数料を完全無料化しており、初心者にとって非常に始めやすい環境が整っています。

ただし、手数料だけでなく、使いやすさやサポート体制、情報提供の充実度なども重要な選択基準です。自分の投資スタイルや目的に合わせて、最適な証券会社を選びましょう。

また、慣れてきたら複数の証券会社を使い分けることで、それぞれの強みを活かした効率的な投資も可能になります。資産管理アプリを活用すれば、複数口座の管理も容易になります。

初心者の方は、まずは1社の証券会社で投資を始め、徐々に知識と経験を積んでいくことをおすすめします。そして、自分の投資スタイルが確立してきたら、必要に応じて他の証券会社も検討してみてください。

最後に、どの証券会社を選ぶにせよ、投資にはリスクが伴うことを忘れないでください。手数料が安いからといって、安易に取引を増やすのではなく、しっかりとした投資方針を持ち、長期的な視点で資産運用を行うことが大切です。自分に合った証券会社で、楽しみながら賢明な投資を続けていきましょう。


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